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解体コラム

  • #建物解体工事

2025.02

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解体工事の許可申請の流れと必要な手続き

解体工事を行う際には、法律に基づいた許可申請が必要になります。手続きを怠ると工事が進められないだけでなく、罰則が科されることもあります。本記事では、解体工事の許可申請の流れや必要な手続きについて詳しく解説します。

1. 解体工事の許可が必要な理由

解体工事は、周囲の環境や安全性に影響を与える可能性があるため、適切な手続きを踏むことが求められます。特に、以下のような理由から、許可申請が必要とされています。

  • 建設リサイクル法の遵守:延べ床面積80㎡以上の建物を解体する場合、自治体に届け出が必要。
  • 産業廃棄物処理の管理:解体時に発生する廃棄物の適切な処分を確保するため。
  • 周辺環境への影響の最小化:粉じんや騒音対策を適切に講じるため。

2. 解体工事に必要な手続きの流れ

解体工事を行う際には、以下の手順で手続きを進めます。

(1) 建設リサイクル法の届出

解体する建物の延べ床面積が80㎡以上の場合、建設リサイクル法に基づく届け出が必要になります。これは、解体によって発生する廃材の適切なリサイクルを促進するための制度です。

  • 提出先:市町村の役所や都道府県の担当部署
  • 提出期限:工事の7日前まで
  • 必要書類:
    • 解体工事計画書
    • 工事請負契約書の写し
    • 建築物の図面 など

(2) 道路使用許可申請

解体工事では、重機を使用するため、一時的に道路を占有することがあります。その場合、管轄の警察署で道路使用許可の申請を行う必要があります。

  • 提出先:工事を行う地域の警察署
  • 提出期限:工事開始の数日前まで
  • 必要書類:
    • 道路使用許可申請書
    • 現場の地図と工事計画書

(3) ライフラインの停止手続き

工事の前に、電気・ガス・水道などのライフラインを停止しておく必要があります。契約している業者に連絡し、工事前に停止手続きを済ませましょう。

  • 電気・ガスの停止:契約している電力会社やガス会社へ連絡
  • 水道の停止:市区町村の水道局へ申請

(4) 近隣住民への説明と通知

解体工事は騒音や振動が発生するため、事前に近隣住民への説明を行うことが重要です。工事の概要や期間、対応策を伝えることで、トラブルを未然に防ぐことができます。

  • 通知方法:事前に書面を配布する、または直接訪問して説明する
  • 説明する内容:工事期間、騒音対策、作業時間 など

(5) 解体工事の実施

必要な許可を取得し、準備が整ったら解体工事を実施します。工事の際は、騒音・粉じん対策を適切に行い、安全管理を徹底しましょう。

(6) 廃棄物の処理と報告

解体工事で発生した廃棄物は、産業廃棄物として適切に処理する必要があります。また、建設リサイクル法に基づき、解体工事の完了報告を行うことが求められます。

3. 許可申請をスムーズに進めるためのポイント

解体工事の許可申請をスムーズに進めるためには、以下の点を押さえておくとよいでしょう。

  • 早めに申請を行う:工事開始の直前ではなく、余裕を持って申請手続きを進める。
  • 事前に必要書類を準備する:役所や業者と連携し、書類の不足がないようにする。
  • 行政機関や専門家に相談する:不明点があれば、行政機関や解体業者に相談しながら進める。

4. まとめ

解体工事を行う際には、適切な許可申請が欠かせません。建設リサイクル法の届出、道路使用許可の申請、ライフラインの停止手続きなど、必要な手続きを事前に確認し、スムーズに工事を進めることが大切です。トラブルを避けるためにも、行政機関や業者と連携しながら、計画的に手続きを進めましょう。

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