COLUMN

解体コラム

2025.05

02

解体で出る不用品はどうすればいい?賢く処分する方法とリサイクルのススメ

家屋の解体工事を進める中で、必ず頭を悩ませるのが大量の不用品の処分です。「まだ使えるものもあるかもしれない」「分別が面倒だ」と感じる方もいらっしゃるでしょう。

しかし、賢く処分する方法を知っていれば、費用を抑えられたり、環境に貢献できたりする可能性があります。

今回は、解体で出る不用品をスムーズに、そして賢く処分するための方法と、積極的に活用したいリサイクルのアイデアをご紹介します。

解体前にできること:不用品の整理と分別

解体工事が始まる前に、できる限り不用品を整理・分別しておくことが、スムーズな処分への第一歩です。

1. 使えるものは売却・譲渡を検討する

まだ十分に使える家具、家電、日用品などがあれば、リサイクルショップに持ち込んだり、フリマアプリやインターネットオークションで売却したりすることを検討しましょう。友人や知人に譲るのも良い方法です。

手間はかかりますが、処分費用を抑えられ、必要としている人の手に渡るというメリットがあります。

2. 細かいものは分別を徹底する

解体業者に不用品処分を依頼する場合でも、事前に燃えるゴミ、燃えないゴミ、資源ゴミ(金属、プラスチック、古紙など)に細かく分別しておけば処分費用を抑えられることがあります。自治体の分別ルールに従って、可能な範囲で分別しておきましょう。

3. 思い出の品は丁寧に保管する

写真、手紙、故人の遺品など、どうしても手放したくない大切な思い出の品は、解体前に別のところに保管しておきましょう。

後悔のないように、時間をかけて丁寧に整理することが大切です。

解体工事と同時に行う不用品処分

多くの解体業者は、解体工事と同時に不用品の処分も請け負っています。

1. 解体業者に一括で依頼するメリット・デメリット

メリット: 手間がかからず、解体工事と並行してスムーズに処分が進む。

デメリット: 自分で分別したり、売却・譲渡したりする場合に比べて、費用が高くなる傾向がある。

解体業者に見積もりを依頼する際には、不用品の処分費用がどの程度含まれているのか、詳細な内訳を確認することが重要です。

複数の業者から見積もりを取り、比較検討しましょう。

2. 産業廃棄物としての処理

解体によって発生する木材、コンクリート、金属などは、一般廃棄物ではなく産業廃棄物として処理されます。解体業者は、これらの産業廃棄物を適正に処理する義務があります。

不法投棄などを行う悪質な業者を選ばないよう、許可を得ている信頼できる業者を選びましょう。

積極的に活用したい!不用品のリサイクルのススメ

解体で出る不用品の中には、リサイクル可能なものが多く含まれています。

1. 金属類のリサイクル

鉄、アルミ、銅などの金属類は資源として価値が高く、専門の業者に買い取ってもらえる場合があります。 解体業者に確認してみるか、自分で金属スクラップ業者を探してみるのも良いでしょう。

2. 木材のリサイクル

古材の中には、味わい深い風合いを持つものもあり、家具や建築資材として再利用できる可能性があります。

古材の買取を行っている業者に相談してみるのも良いでしょう。DIYが好きな方は、自分でリメイクしてみるのも楽しいかもしれません。

3. 家電リサイクル法対象製品

テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンなどの家電リサイクル法対象製品は、自治体のルールに従って適切に処分する必要があります。

解体業者に回収を依頼するか、家電量販店の回収サービスを利用しましょう。リサイクル料金と収集運搬料金がかかる場合があります。

4. その他リサイクル可能なもの

古紙、段ボール、プラスチックなども、分別することでリサイクル資源となります。 解体業者に分別方法を確認し、可能な範囲で協力しましょう。

まとめ:賢い処分で費用と環境負荷を減らそう

解体で出る不用品の処分は、手間がかかるかもしれませんが、賢く方法を選ぶことで、処分費用を抑え、地球環境への負荷を減らすことができます。

解体前にしっかりと計画を立て、売却・譲渡、分別、リサイクルを積極的に検討しましょう。

信頼できる解体業者と連携しながら、スムーズで環境に優しい不用品処分を目指してください。

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